2016年5月12日木曜日

長野唯一のウィスキー「信州」について

 どうも、好きなウィスキーはマッカランの男、aokiです。
金がないので、最近はもっぱらティーチャーズやらバランタインなど安上がりなウィスキーばかりの今日この頃です。

さてさて、前々から気にはなっていたのですが、ジャパニーズウィスキーのニューフェイス、「信州」を購入してみたので、今回はそのレビューとうんちくをさらりと。






ジャパニーズウィスキーということで、販売元は「山崎」「白州」などの名ブランドを擁するサントリーなのかと想像する人もいますが、これは本坊酒造という会社が立ち上げた信州マルス蒸留所という長野県に唯一の蒸留所の作品。
サントリー、そして連続テレビ小説「マッサン」でも話題に成ったアサヒのニッカウィスキーとは独立した蒸留所のウィスキーですが、最近まであまり存在を意識することはありませんでした。

そもそもこのマルス蒸留所、設立に携わった岩井喜一郎はのちのニッカウィスキーの創立者である竹鶴政孝が入社していた摂津酒造時代の上司でもあります。
摂津酒造の指令でスコットランドでウィスキー作りを習得した竹鶴は、独立する間際に岩井にウィスキー作りをまとめたノートを手渡しており、これを元に岩井も信州マルス蒸留所を設立することとなりました。

しかしながら、寒暖の差の厳しい長野でのウィスキー作りは困難の連続であり、ウィスキー需要の低迷する中で92年にウィスキー事業をストップすることとなります。
ビールなどの販売を続けながらも、それから約20年後の2011年、ハイボールに始まるウィスキー需要の高まりを機に事業を再開し、事業停止後も着実に磨いてきたウィスキー作りの品質は世界的な賞を得るまでになり今日に至る、というのが今日までの当蒸留所の大まかな歴史です。
  この「信州」は 、そんなマルス蒸留所のブランドの中でも、長野県限定販売というローカルなウィスキー銘柄となります。


飲んでみての感想

色は他のジャパニーズウィスキーに比べると、やや褐色がかった濃い色をしているのが印象的です。
テイストは荒々しくもふわりとしたメープルにも似た甘い香りと香ばしさがあり、他のブランドにはない独特のものを感じました。
特にこの香りはハイボールなどにしてみると印象が強まり、炭酸割りにも負けない強いボディ持っているような気がします。
残念ながら同蒸留所の他のブランドを飲んだことはまだないものの、それまでのジャパニーズウィスキーに比べて違う個性を持ったブランドであることは間違いないでしょう。
余韻の続くスモーキーさと香りの良さはコストパフォーマンスも高く、長野県在住者には是非とも飲んでもらいたいウィスキーだなと感じました。




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