2015年7月23日木曜日

aokiのHuluライフその2:「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」

 どうも、好きなスタンドはパープルへイズとハイウェイ・スターの男、aokiです。

定額制動画視聴サイトであるHuluですが、元を取らねばという貧乏思考のため、過去に気になっていた映画、アニメ、ドラマなどをちらほらと観ています。
今回取り上げるのは、2010年に放映され話題となった刑事ドラマ「 SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」です。




警察モノという題材での国内ドラマは、aokiの中では「太陽に吠えろ」「踊る大走査線」「ケイゾク」「相棒」などが有名で、イロモノなら「時効警察」「スケバン刑事」などが挙がりますが、今作は上記の「ケイゾク」の正当続編と銘打ちながら、「超能力を持つ犯罪者とそれに対する専門捜査官」その突飛な設定が話題を呼びました。
ラノベやコミックではメジャーなジャンルである異能モノを、刑事ドラマというジャンルで楽しめるわけです。


あらすじ

本来、人間の脳は全体の10%程度しか使われておらず、機能のほとんどは眠ったままの状態である。
しかし世の中にはごく稀に、自らの脳のリミッターを外し、通常では考えられない現象を発現させることが可能な人間が存在する。
そんな「スペック」を持つ人間が、犯罪に手を染めた場合、警察はどのようにして犯罪を立証、逮捕、刑罰に処す事ができるのだろうか。
特殊部隊所属であった瀬文焚(加瀬亮)は、とある不可解な事件に遭遇した事から、警視庁公安部公安第五課、通称「未詳」と呼ばれる部署へと配属される。
その実態は、他の部署では到底立証が不可能な「ありえない」事件が最後に流れ着く場所であり、職員は一見頼りのない係長と、変人の女捜査官、当麻紗綾(戸田恵梨香)のみという変わり者の部署として扱われていた。
当麻と瀬文のコンビは、衝突を繰り返しながらも毎度やってくる不可能犯罪と、それを可能にするスペックを持つ犯罪者を追いつめていく。


見所(一部ネタバレあり)

刑事物としては、随所に散りばめられた伏線を回収しながら謎を追うという、「ケイゾク」で見られたハード路線を引き継ぎつつも、随所にTRICKシリーズにも通じる、アクの強い凸凹コンビによる時事ネタ、パロディネタが盛り込まれ、メリハリの効いた作品となっています。
前半は1話完結のミステリー作品としての位置づけが強く、日本でも大きな飛躍を見せる映像技術により、「他人の人格を乗っ取るスペック」「「遠方にいる人物の声を聞き取れるスペック」「傷を一瞬で直すスペック」など、個々の人物の「個性」とも言うべき多様なスペックが見所です。また、中には発動の為の「スイッチ」となる特定の動作や台詞が存在し、凶悪なスペックと間抜けな発動条件という描写が人間臭さとリアリティを高めるのに貢献しています。


 劇中ではEXILEのNAOTOもスペック能力者という設定
 発動条件は仲間と「チューチュートレイン」を踊ること



流れとしては、依頼人とコンビとのとぼけたやり取り→捜査と仮説(伏線の宝庫)→天才的頭脳を持つ当麻が犯人とスペックを特定→実際にそのスペックを使って抵抗する犯人と、瀬文の攻防が基本となっており、起承転結それぞれに見せ場を持たせ、かつ伏線が気持ちよく回収されるので、思わず見入ってしまいます。

後半ではスペック所持者と警察暗部のそれぞれの陰謀が挿入されるようになっていき、登場するスペックもより濃いものとなっていきます。
「特定の病を相手に疾病させるスペック」「特定の相手を瞬間移動させるスペック」「自分以外の時間を停止させるスペック」など、ここまで来ると脳の秘められた力というよりはジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド能力を疑いますが、これを実写ドラマで描写してくれるから見応え抜群です。


感想

この作品、本編10話と続編であるスペシャルドラマ、さらに劇場版と前日譚という派生作品があり、一度ハマると一気観してしまうカルト的魅力があります。
恋愛、ホラー、医療など、時代とともに細分化されていくドラマの世界ですが、実力派のスタッフが集結し、新たな世界を構築した見応えのある映像作品となっており、気になる方は1話を視聴してみる事をお勧めします。

以上、今週のaokiでした。




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