2015年6月15日月曜日

ゆるゆるゲームRecommending Vol.16 アナザーコード: R 記憶の扉

毎月オススメゲームを紹介する企画。
ラインナップが微妙なのは意図的だ。
今回紹介するのは、任天堂がWii向けリリースしたテキストアドベンチャー、「アナザーコード: R 記憶の扉」

アナザーコード: R 記憶の扉

・タイトル:アナザーコード: R 記憶の扉
・発売元:任天堂
・プラットフォーム:Wii
・ジャンル:テキストアドベンチャー
・発売日:2009年2月
・リンク:公式サイトAmazon

2005年に発売されたニンテンドーDS用ソフト『アナザーコード 2つの記憶』の続編。
前作の3年後が舞台で、主人公のアシュリーは16歳になっている。
なぜ続編を別ハードでリリースしたのか、正直その意図は不明だ、というかマーケティングミスだろ。
では、以下に個人的な講評を記そう。

・シナリオ
アドベンチャーの肝であるシナリオは、一本道だ。
これは個人的には構わないが、人を選ぶところかもしれない。
前作の3年後、高校生になった主人公は、単身赴任しているパパに呼ばれてキャンプに出かけるところから物語は始まる。
で、なんやかんやあって前作で明かされたハズだったお母さんの死の本当の真相を見つけるのだ。。。
シナリオのボリューム不足な感じは否めないが、決してシナリオはチープではない。
ラストで語られるママの過去はなかなか感動的だ。
だが、キャラクタがチープだ。
主人公が流されすぎ。話が脱線しすぎ。
16歳という年齢を考えれば納得できる部分もあるが、それでももうちょっと自主性を出して欲しい。

・グラフィックス
基本的には3Dポリゴンを2D配置するような感じなので、そんなに大きなトラブルはない。
マップのロード遅延などもなく、快適にプレイできる。
マップ切替時に樹木などのオブジェクトがしかけ絵本のように飛び出してくるエフェクトが好き。



・音楽
雰囲気にはあっているが、やや物足りない。
印象に残る曲は少ない。
主人公がバンドをやっているという設定を活かせていない。

・システム
前作ではDSの機能である、「タッチパネル、マイク、折りたたみ機構」などを利用した謎解きが主だったように、
今作もWii独特の、「コントローラを振る、ひねる、傾ける、横にする、ヌンチャクを接続する」などを利用した謎解きが主だ。
だが、DSの時はローンチタイトルだったので機能を利用させようとするいとも汲み取れるが、
今作はローンチではないため、正直そこまでWiiリモコンをフルに利用する意図は薄いと思う。

・総評
前作から引き続き、やや人を選ぶゲームとなっている上、
前作は鬱々とした無人島と廃墟を舞台としたホラーミステリ調だったにもかかわらず、今作は開放的なキャンプ場と湖、近代的な研究所を舞台としているため、全体的な趣は異なる。
前作はほぼほぼ主人公一人しか島にいなかったが、今作はキャンプ場や研究所にたくさんの人がおり、彼らと会話してヒントを収集するというように、謎解きのスタイルも異なっている。
何よりも前作と異なるハードでリリースされてしまい、前作のファンを逃した感が強い。
それでも、シナリオや雰囲気、キャラデザは秀逸だし、ワゴン行き作品のため安価に購入できる。
夏が似合う作品なので、ぜひこの夏に一度プレイしてみて欲しい。

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