2015年6月18日木曜日

漫画「くーねるまるた」とポルトガル料理について

 どうも、好きなジブリは「紅の豚」の男、aokiです。

以前ご紹介した料理漫画「 くーねるまるた」ですが、主人公の女の子・マルタさんがポルトガル人ということもあり、数は少ないですがポルトガルの郷土料理が登場することがあります。




というわけで、美味しそうなので再現してみました。これは漫画メシというよりは、海外メシの輸入ですかね。



 ソッパ・アレンテージャーナ

みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで炒め、そこにお湯を注いで塩ベースのスープを作ったら、ちぎったパンと卵を入れた器に注いで完成。aokiは入れませんでしたが、お好みでコリアンダーを散らすと見栄えが鮮やかです。
ニンニクの風味が食欲をそそる、朝食にぴったりのスープご飯でした。

ポルトガル料理はソッパ(スープ料理)が多彩で、そもそもは保存してカチカチになったパンを温かく美味しく食べる為の家庭の知恵だったそうです。
ポルトガルで日常的に食べられる食材としては、タラの干物である「バカリャウ」がありますが、これもスープや水で戻して一年中どこでも使います。保存食の扱いに手慣れているんですね。

とまぁ、ここまで来ると、他にどんなポルトガル料理があるのかいろいろと試してみたくなります。
個人的に調べてみると、地域によって違いはあるものの、ポルコ(豚肉料理)が今日では一般的な家庭の味となっているようです。贅沢に肉とポテトを使うということで、確かにこちらは貧乏メシをコンセプトにした「くーねるまるた」には登場しにくいはずです。
美味しそうだしお酒に合うんじゃないかなーというアル中脳が働きました。
今回はCarne de Porco a Alentejana (カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ:アレンテージョ風豚肉料理)と呼ばれる代表レシピを入手したので、こちらを作ってみる事にします。






  まずは豚肉を一口サイズに切り、オリーブオイル、ニンニク、胡椒、塩、パプリカ、白ワインで作った漬け汁に入れて冷蔵庫で寝かせます。
  スープにも使いましたが、ここでもニンニクとオリーブオイルの登場です。他のレシピにも必ずと言っていいほどこの二つは登場するため、ポルトガルの家庭の味なのかもしれません。



その間にこちらではアサリを塩水に漬けて砂抜きをしておきます。
スーパーでアサリを買うのは初めてでしたが、思いのほか動くもんですね。動かぬ肉ならまだしも、こういうのは命を頂いている感じが伝わってきます。





こっちではサイコロサイズに切ったジャガイモを薄く色がつく程度に揚げていきます。
フライドポテトはポルトガルでは添え物の定番。特にお肉の付け合わせにはもってこいです。










十分浸かったお肉をオリーブオイルで焼き色が付くまで炒めます。
香ばしいニンニクの香りが立ち上り、食欲をそそります。
漬け汁をよく切っておかないと、めちゃくちゃ油がはねるので注意してください。







焼き色が付いたらそこにアサリと肉の漬け汁を投入。
火をつけて蓋をし、軽く蒸し焼きにします。










アサリが開いたのを確認したら、しばらく煮詰めてワインのアルコールを飛ばします。
  開かない貝があったら、おそらく購入時から死んでいるので捨ててしまいましょう。
最後にフライドポテトを投入し、コリアンダーを散らせば完成です。



おあがりよ!

  Carne de Porco a Alentejana カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ

 
 付け合わせのパンと頂きます。
 香ばしい豚肉とアサリの風味が絶妙で、ワインと良く合います。
 一緒に投入した漬け汁もアサリのエキスを吸ったスープとなっており、パンを浸けて食べるといくらでも入ってしまいそうです。 確かにこれなら固いパンでも美味しく頂ける気がしますね。

 

 
 ちなみにこちらは調理中の豚肉から作った別料理、Migsa de Porco ミーガッシュ・デ・ポルコです。
 漬け汁から引き上げた豚肉をオリーブオイルで揚げ焼きにし(あればソーセージやベーコンも)、
 その旨味を閉じ込めた油と水で練ったパンを盛りつけたいわゆるパンおじや。本物のパンは原型が分からなくなるくらいよく練るみたいですが、カロリーの恐怖から油を抑えめにした結果、上記のようになりました。
 オリーブオイルを肉の漬け汁にして、それをさらにオリーブオイルで炒めたり揚げたり、本当にポルトガル人はオリーブオイルが大好きなんですね。


 というわけで、今回はポルトガル料理特集でした。
 貧乏メシがテーマのaokiですが、なるべくなるべく家庭でできる料理に焦点をしぼってみました。(それにしても前提となるオリーブオイルの高さは異常ですが !)
 がっつり食べられて大満足! いつか本場の料理を口にしてみたいものです。

 以上、今週のaokiでした!

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