2015年5月14日木曜日

aokiのHuluライフその1:海外ドラマ「ハンニバル」

 どうも、好きなボンド映画は「カジノ・ロワイヤル(2006)」の男、aokiです。
先日、気になっていた定額制動画サービス「Hulu」に登録してみました。
映画もアニメも海外ドラマも観れるので、定期的に観たものの感想を綴っていければと思います。
というわけで、今回取り上げる作品はこちら。




海外ドラマ「ハンニバル」。現在シーズン2まで制作されています。
同名映画は、「羊たちの沈黙」から始まる猟奇殺人鬼「ハンニバル・レクター」と警察との攻防を描いておりますが、今回の作品はその前日譚としての位置づけであり、精神科医としての表の顔で暗躍するレクター博士が全編に渡って絡んできます。
まだ第一シーズンの途中までですが、感想をちょろり。



概要:アメリカで発生する猟奇殺人事件。その常人には考えられない犯罪思考をプロファイリングするFBI特別捜査官ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー:写真左)は、犯行現場に身を置くことで、犯罪者の思考・犯行手口を自身の体験かのように共有できる能力を持っていた。
自身の精神に負担をかけるこの能力に、彼の身を案じ、同時に捜査官としての活用を考える上司のジャック・クロフォード(ローレンス・フィッシュバーン:写真右)は、彼の担当医として精神科医ハンニバル・レクター(マッツ・ミケルセン:写真中央)を同行させる。身も凍る凄惨な事件に挑むグレアムに、レクター博士はさまざまな助言を与えながら、捜査陣は次々と現れる常軌を逸した猟奇殺人者たちと頭脳戦を繰り広げる。同時に事件の裏で、自分の美学に基づき暗躍するレクター博士と、次第に追いつめられるグレアムの行く末が全体のストーリーを盛り上げていく。(所々違うかも)




見所:映画版でもおなじみのグレアム捜査官が、今回のドラマ版では映画よりも時系列が前の為か、神経質かつ脆さを秘めたキャラクターとなっています。当然レクター博士も殺人鬼としての姿が表になっていない若い頃を描いており、マッツ・ミケルセンの知的で狂気を奥に秘めた演技が光っています。

ボンド映画「カジノ・ロワイヤル」で悪役「ル・シッフル」を演じた彼が2代目レクター博士を演じるというのだから、これは観ない訳にはいかないでしょう。事実、個人的には大満足でした。
映画からトマス・ハリス作品に入っていたaokiとしては、既にレクター博士=アンソニー・ホプキンスの図式が出来上がっていたのですが、ホプキンスよりもずっと若いミケルセンレクターはダンディズムと優雅さにあふれており、これはこれで落ち着いた知的な殺人鬼というキャラクターを形作っています。個人的には登場ごとのスーツとネクタイの着こなしがとてもグッド。


彼のカニバリズムという異常性は、ドラマ初期から小出しに描写されますが、人肉の調理と、フォークとメスを使う食事風景は、異常と分かっていながらも気品のある姿として視聴者の感性にボコボコ刺さります。人を食事に招くのが大好きという点は今回も健在。そんなもの人に食わすな・・・
とにかく冷静でスタイリッシュなインテリ医師。映画のレクター博士といえば、有名なシーンである噛み付き防止マスクと全身拘束衣がありますが、今作で出るかどうかは分からないもののミケルセンではやって欲しくないなぁと思うくらい。誤解を恐れず言うなら立ち振る舞いがセクシーとすら感じます。

それから、テーマとして一貫して登場する猟奇殺人事件ですが、こちらは陰惨でショッキングなものが続きます。
主人公の能力による犯行再現の映像が、狂気と危うさをもって描かれているので中々に気持ちをへこませます。 それほどまでに登場する犯行が変態アンド変態。
内蔵を食った遺体をシカの角で刺して飾ったり、生きたままの昏睡者を土に植えてキノコの苗床にしたりと、独特の美学に基づくサイコパスがうようよ。いちおう閲覧注意です。まぁ、やり過ぎくらいがエンターテイメントだと思っているaokiはこういう方が好みですが。いわゆる過剰なまでの惨殺シーンとか痛い系グロは苦手ですが、死体系グロに抵抗のない人には刺さるのかなと。後半まだ観てないからどうとも言えませんが・・・


全体の感想:
海外ドラマの視聴は本当に久しぶりでしたが、第一シーズンを半分まで視聴してみて、aoki的には「疲れる」というのが正直なところでした。
映画だとスリリングなサスペンスは大好物なのに、ドラマになると助長さを感じてしまうのは個人の好き嫌いなので、好きな人は鼻で笑ってください。
警察モノ、かつ頭脳戦ということで、精神をすり減らしながら犯人逮捕に動く捜査陣営にもお茶目なキャラはいないし、 清涼剤になるような要素がとにかくないのは人を選ぶかと思います。
強いて言えば異常性を楽しむドラマでしょうか。その犠牲として雰囲気は暗くて重い。まぁ、だからこそレクター博士の存在が際立つのですが。
さらに言えば、無駄に事件を引っ掻き回すマスゴミ女ことフレディ・ラウンズとか、 いち早く犯人の特定をした上で、裏で蜂の巣をつつく博士とか、序盤はとにかく解決に向けて一進一退がやきもきします。それが海外ドラマの面白いところなのかもしれませんが、アメリカ国内としては視聴率が伸び悩んでいるみたいです。
まぁ、aokiとしてはミケルセンレクターがぐさぐさ刺さりまくっているので、視聴は続けるんですがね。
ここから彼がどう本性を明らかにしていくのか、非常に楽しみです。

以上、今週のaokiでした。






0 件のコメント :