2014年6月16日月曜日

ゆるゆるゲームRecommending Vol.3 マジカルバケーション

塩崎がゆるゆるとおすすめゲームを紹介していく企画。
大体月一くらいで掲載していけたらなーと思う。

今回紹介するのは、少し古い作品。
任天堂から発売された、「マジカルバケーション」

マジカルバケーション

・タイトル:マジカルバケーション
・発売元:任天堂
・プラットホーム:GBA
・ジャンル:RPG
・発売日:2001年12月
・公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/n08/amvj/
・アマゾン:リンク(マーケットプレイス)

GBA本体発売が2001年3月なので、本体発売から9ヶ月で発売された本作は、
現在では「1-UPスタジオ」と社名変更した「ブラウニー・ブラウン」の処女作である。
ブラウニー社はもともとスクェア社の2Dチームが任天堂から融資を受けて設立した会社なので、
本作のグラフィックスはスクェアの「聖剣伝説」などに近い美麗なものになっている。



当時のCMは中島美嘉が出てた



では、以下に個人的な批評を記そう。

・シナリオ
「友情」をコンセプトにしたゲームである。
そのため、主人公とクラスメートの友情に焦点をあてたシナリオとなっている。
全体的に絵本のようなグラフィックスと、コミカルなキャラクタたちで描かれているが、
それぞれのキャラクタが持つコンプレックスは重いものが多く、
ゲームもシナリオの進行に合わせ、徐々にコミカルさは消えていく。
人の生死に関わるトラウマや、実際に死亡するキャラクタなども登場するため、
グラフィックスやパッケージから安易に「子供向け」と思っていると痛い目を見る。
逆に言えば、このような重厚なストーリーにより、発売から10年以上が経つにもかかわらず、
筆者のようなファンが存在するのである。
ファンからは続編を望む声が絶えない
(DSで続編なんか出ていない)

・グラフィック
当時としては美麗である。
しかし、今から見ればどうしても古臭さは否めない。
2世代/14年の格差と考えれば、仕方がないであろう。

・音楽
世界観にマッチした、絵本のような優しいBGMが多い。
しかし、シナリオ進行にあわせ、徐々に暗い曲も多くなってくる。
楽曲自体は良いものが多いのだが、技術的制約なのか時折音が割れてしまっている。

・システム
オーソドックスなオープンワールドRPGに準拠している。
戦闘は一般的なターン制コマンド入力式だが、本作の特異な点として、
常に魔法での攻撃を推奨される点がある。
一般のRPGでは、基本攻撃はMPを消費しない武器による打撃で、
魔法はどちらかと言うと専門キャラクタが使うものという印象が強いが、
本作はすべてのキャラクタが「魔法学校の生徒」という設定であり、
全員が魔法を使える。
また、打撃攻撃が極端に弱く設定されているため、原則として魔法で攻撃する必要があるのだ。
魔法を使うとMPを消費するが、これは毎ターン少しずつ自動回復するので、
正直あまり意識する必要はない。
さらに魔法を一定回数使うと、その魔法の強化ができたりもする。
この「常に魔法を使い続ける」戦闘は、本作の魅力の一つになっている。
戦闘以外のシステムは、前述のとおり一般的なRPGであり、特に使いにくいこともなく、
当時としてはよく作られていたと思う。

・総評
正直、あまり知名度のある作品ではない。
しかし、独特の世界観・戦闘システム・重厚なシナリオ・個性的なキャラクタなどにより、
今でも一定数のファンを持つ作品である。
新品を入手するのはやや値が張るが、中古ならリーズナブルに購入することができる。
WiiUのバーチャルコンソールで発売されるという噂もあるので、
ぜひ、たくさんの人にプレイしていただき、そして、
ぜひとも続編を制作して欲しい。
(何度も言うが、DSで続編など出ていないので気をつけて欲しい)

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