2014年6月5日木曜日

aokiのBar探訪記その①「巫女バー」

 どうも、好きな巫女キャラはナコルル、博麗霊夢、漆原るか(だが男だ)のaokiです。 
 
どちらかというとオーセンティックなBarが好みのaokiですが、ふらりと寄った旅先で一杯というのも乙なものです。
そんなわけで、aokiの寄った面白いBarなどの珍道中を、定期的に連載していこうかなと思います。

今回ご紹介するのは、日本に数あるコンセプトBarの中でも一際異彩を放つ、通称巫女Barこと「やすらぎBar月天(がってん)」です。
  日本で現在ただ一軒の、バーテンダーは全て女性かつ巫女装束、といういわゆるガールズBarの発展系ですが、一年ほど前に立ち寄る機会がありましたので、写真とともに振り返りたいと思います。
長野市に一人暮らしが決まってから、松本のオーセンティックなBarに立ち寄る機会が減っていたaokiは、神戸での研修の帰りがけに、同期二人と名古屋で一泊という寄り道をすることにしました。
ホテルにチェックインし、駅前で二度づけ禁止の串カツを腹に収め、さああとは観光タイムです。名古屋の名所って何があるよ? という話になり、同期二人は「名古屋城!」と口をそろえたのに対し、 自分はどこかで知った「巫女Bar」というお店の存在を思い出し、「巫女!」と叫びました。
あろうことか同期に可哀想人を見る目をされたのでお店の紹介をしたのですが、「なんかぼったくられそう」「酒強くないし」という反抗に遭い、あえなく一人で所在地を探すところからスタートしたのを覚えています。

とはいえ、一人は一人でそれはじっくり見聞せねばと開き直るaoki。ここは天下の第三都市・名古屋です。都会の夜はどこか浮足立った気分にさせてくれます。
要はコンセプトBarという「ある種の突き詰めた空間でお酒を飲む」という行為に憧れていたわけです。
――名古屋駅西口から徒歩二分、知らなければ通り過ぎてしまいそうなテナントビルの3階に、目的のお店はありました。

 

3階へ至った途端、巫女Barというだけあって、いきなり朱塗りの鳥居が待ち構えていました。
それをくぐって中に入ると、和風というか神社っぽい雰囲気の店内に度肝を抜かれます。
シェーカーを振るのはもちろん巫女さん。
写真では手だけしか写っていませんが、基本的に巫女さんは撮影禁止なのでこの程度でご勘弁を。






まずはお通しとして、サービスの御神酒が出てきます。器にこだわりと遊び心が感じられます。
ちなみにこのときの中身は梅酒でした。
メニューも置いてありましたが、店内限定のオリジナルメニューもありつつ、オーソドックスなカクテルが一通り載っております。価格もそこまで高くなく、オーセンティックBarに比べれば安いくらいでした。
なお、常連となりポイントを貯めれば特典が付くのもコンセプトバーの商法というところでしょうか。







巫女Barということもあり、最初の一杯は日本産カクテルで 、かつ和風な響きの素敵な「雪国」をオーダー。
周りに付いたグラニュー糖が、初夏なのに冬を感じさせます。







お客さんも空いてきたので、思い切ってカウンター席に移動。巫女さんが目の前でカクテルを作っているのはなかなかに新鮮でした。
写真のカクテルはラスティー・ネイル。
一緒に巫女さん一人一人がイラストを描いたコースターが付いてきます。
こういうコンセプトのお店なので、もっとキャピキャピのコビコビした接客なのかと思いましたが、接客は意外なことに(失礼)バーテンダーとして真剣そのものな様子が伝わってきて嬉しい誤算でした。


 

こちらはオリジナルメニューの中の一つ、「天照大神」。
グラスの中に金粉が浮いています。
他にも月読命などの神様の名前を冠したカクテルや、
「学業成就」「交通安全」 「商売繁盛」「身体健康」などの祈祷系オリジナルカクテルもあって、
メニューを見ているだけでも面白かったです。

フードメニューについても、いわゆる名古屋名物が目白押しで、
思いもかけず名古屋の観光気分を味わったりできました。
厨房は入らないほど狭い店内なのですが、ビルのテナント全体が同じ経営者のお店なので、
フードメニューは2階の居酒屋で作ったものを、
3階のこのBarまで運んで来てくれるのだそうな。

カウンターで一緒になったのは皆名古屋人のおっちゃんお兄さんばかりで、
ツマミをシェアしたり常連さんに交じって巫女さんと馬鹿話できたりでとても楽しかったです。
巫女さんたちは皆女子大生の方ばかりで、
フレッシュなトークと一生懸命なシェーカー捌きがとても癒されました。
これは常連さんがいい人たちばかりなのも頷けます。

そんなこんなで2時間程度の滞在でしたが、素敵な気分でチェックアウト。
帰りには、お気をつけてお帰りくださいと巫女さんからお祓い棒を振って見送られました。
ここまでやるか、巫女Bar!
改めてお店のコンセプトの徹底さに驚きつつ、
こだわり抜いた接客に、いつまでも続いて欲しいなと思う素敵なBarとの遭遇でした。 




 
 こちらは帰りに見かけたエントランスの内装。
 おみくじまで置いてあって思わず笑いましたが、残念ながら故障中で引くことは叶いませんでした。
 傍らには、悪報を引いた方の結んだおみくじが並んでいて妙にリアルなのもコンセプトBarのこだわりならではだと思います。
 ホテルに帰ってから、同期たちと観光報告をする僕は、妙に活き活きしていたのは間違いありません。


 そんなわけで、名古屋のコンセプトBar、「月天」の報告を終えたいと思います。
 来店してから一年ほど経ちましたが、また機会があれば行ってみたいお店ですね。
 総括としては来店前までイメージしていた単なる萌えではなく、まるで初詣に来たような文化としての巫女を大事にする素敵なBarだったと思います。
  もちろん、雰囲気とは別に一生懸命で素敵な女の子とお話がしたいのならば、ぜひカウンターにどうぞ。
 以上、今週のaokiでした。



 

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